- ライディングパンツって高い…
- 服の上からのプロテクターってダサい…
膝プロテクター選び悩んでいませんか?
上半身はライディングジャケット1着でプロテクト箇所はある程度カバーできますが、下半身で守る箇所は基本的に膝になります。
上半身ほど保護する箇所が少ない
その少ない箇所のためだけにライディングパンツを購入するには高過ぎる。
服の上から装着するタイプは使い勝手は良いですがハチャメチャにダサい…
自分の事を見ている人はいないと頭では分かりつつも、クソダサプロテクターを使うのは恥ずかしいものです…
そんな人のために、防御力は当然、見栄えも問題なく、使い勝手の良い膝プロテクターを紹介します。
商品紹介:RSタイチのステルス二ーガートシリーズ
RSタイチから販売されている、ステルスニーガードシリーズを紹介していきます。
衣服の下に装着する膝プロテクターになるので、プロテクターをしていると分かりません。
ということは…ダサい感じを隠すことができます。
ライディングパンツを新たに購入せずとも、今履いているズボンを履きながら膝を守る事ができますので、お財布事情としても助かります。(ライディングパンツ1着で2万とかしますからね…)
これはプロテクターがハードタイプ。
転倒時に砂利や枝といった、物理的な障害から膝を守る事を得意としています。
こちらは衝撃吸収に重きをおいたプロテクターです。
中身は分厚いゴムのような素材でできているため伸縮性にも富んでいます。
- TRV045:ハードプロテクター(M or Lの2サイズ展開)
- TRV080:ソフトプロテクター(M or Lの2サイズ展開)
TRV045:ハードプロテクター(砂利道ならこっち)
※このプロテクターは実際に購入済み
■プロテクター本体
ハードプロテクターの本体はこんな感じになっています。
表側はプラスチックのような硬い素材でできている分、石ころや砂利などの硬い物質から膝を守ってくれます。
耐貫通性能が強いのが特徴。
さすがに、オフロードでは心もとないですが、オンロードとオフロードの間あたりの道を走行する人にはピッタリでしょう。
■装着感
プロテクターは薄いスパッツのような布に包まれています。
そのため、膝全体の装着感やちょっとした圧迫感は正直あります(ピチっとしてるからね)。
赤枠の部分が、膝より下、スネより上の部分に(以下「ヒザちょい下部分」で統一)当たります。
そのため、長時間の使用は痛みを感じる事があります。
硬いプラスチックが膝周辺にギュッと押し当てられているから、そりゃそう。
■使い勝手
パンツの種類を問わす、膝を守ることができるため使い勝手は良きです。
長時間の使用は「ヒザちょい下部分」が徐々に痛くなるので、長距離ツーリングとの相性はあまりよくないですが「近場をツーリングしたい!」という時にはもってこいのプロテクターです。
TRV080:ソフトプロテクター(オンロードならこっち)
※TRV080は実際に購入してはいません。
RSタイチ製品は複数所持・利用しています。ライディングパンツに入れて、ソフトプロテクターの使用感は知っていますので、レビューとして書いています。
■プロテクター本体
RSタイチのライディングパンツ(時前のやつ)と、ステルス二ーガート(TRV080)は共通のソフトプロテクターを使用しています。(画像はライディングパンツから出してきたプロテクター)
かなり分厚いゴムでできたプロテクターなので、TRV045(ハードプロテクター)よりもクッション性は高くなっています。柔軟性もあるため、膝にフィットし易いプロテクター本体となっています。
■装着感
こちらもプロテクターは薄いスパッツのような布に包まれています。
包まれているスパッツの素材や強度・圧迫感は、TRV045(ハードプロテクター)と同じと言えます。
違いが出るのはプロテクター本体としての装着感。
ソフトプロテクターとしての柔軟性は装着感向上にも一役担いますがライディングパンツ上でのソフトプロテクターの装着感は「楽」の一言でおさめる事ができます。
■使い勝手
「パンツの種類を問わす、膝を守ることができるため使い勝手は良い」という同評価になるかと思います。
だけど、これがステルスシリーズの真骨頂。
TRV045(ハードプロテクター)では「ヒザちょい下部分」が痛くなるデメリットがありましたが、ソフトプロテクターのため痛みも回避できるでしょう。
長時間プロテクターを付ける必要がある場合は、TRV080(ソフトプロテクター)に軍配が上がるかと思います。
Amazonでの口コミ
人気商品なだけあって、口コミも2000件以上と豊富なレビュー数。
口コミを眺めていると、否定的な意見・肯定的な意見、どちらも共通点が浮かび上がってきました。
似たレビューが多い = 購入後も同じ悩みを抱く可能性が高い
このように考えているので、レビューを一通りまとめてみました。
■否定的な口コミ
- 蒸れ問題や汗疹
- サイズ問題(M or Lサイズの2種類しかいない)
- 歩行時のズレ
プロテクターとしての問題点というより、装着におけるネガティブなレビューが多くありました。
スパッツのような布でプロテクターを固定している以上、膝周りはどうしても汗をかきやすくなります。とはいえ、これは使用する季節や体質にも依存してきます。
サイズ展開も2種類しかないため、痩せ型・大きめな体系の人からすると、口コミの内容も否定的になりがちです。
ただ普通体型であれば問題ないので、ユーザー層的には多いと言えるでしょう。
- 痩せ型体系:ずり落ちる
- 大きめな体系:パツパツでキツイ
バイク乗車時は問題ないですが、ツーリング先でバイクから降りて歩き始めると、徐々にプロテクターがズレてしまう事があります。
これは膝を動かしている以上、避けては通れないようです。ツーリング先で結構歩く場合は注意が必要でしょう。
■肯定的な口コミ
- 目立たない
- 色んなパンツを試せる
- 手軽に装着できる
- スノボでも利用できる
「ステルス二ーガート」という商品が得意としている分野においては、好意的なレビューを書いている人が多かったです。
インナーとして膝プロテクターを装着するため、まず目立たない。
プロテクターをパンツ内に隠す事ができる。ダサくない。
結果的に、パンツの種類を選ばず、自分の好きなパンツで膝を守りつつツーリングすることができます。
装着自体も膝に履くだけなので、大した手間でもありません。
ちょっと変わり種だったのは、バイクではなくスノボーでも活用できるといった口コミもありました。
スノボーに限らず転倒回数が多いスポーツーとこのプロテクターの相性は良さそう。
メリット・デメリット
口コミからも読み取れるように、装着に関する点で人を選ぶ傾向にあります。
これらは「インナータイプ」という側面のデメリットであり、プロテクターとしての機能は問題ありません。
■デメリット
- 適切なサイズを選択しないと装着時のストレスとなる
- 歩くとプロテクターがずれる & 修正が難しい
- 長時間の着用で蒸れる・圧迫
蒸れ問題は夏以外の季節であれば、気に掛ける必要もないでしょう。汗をかかない季節ならそもそも問題なし。夏はちょっと気をつけようくらいです。
ズレ問題もツーリング時間・出先の歩行時間に依存するため長距離でなければ心配無用です。
体系によって装着感(ブカブカ or パツパツ)が気になりますが、基本体系なら問題ないので、非常に万人受けしやすいプロテクターでもあります。
■メリット
- プロテクターを隠せる(ダサくない)
- パンツの種類を選ばない
- 装着が簡単
- ライディングパンツより安価
「プロテクターをしているぞ!!」というダサい感じを隠せるのは大きな強みです。
使い続ける以上、見た目は大事。
インナータイプなので、パンツの種類を選ぶ必要がない。ゆえにパンツ自由度が上がり、ライディングパンツを買わずにすみます(安くても2-3万するよ…)。
装着も膝にプロテクターを履くだけなので簡単です。
ダサくない・パンツを選ばない・簡単・安い
ステルスシリーズと相性が良い人
ライディングパンツの購入を考えてない・買う資金が無い人で、膝プロテクターを持っていない人はせめて1本は膝プロテクターを所有してほしい。
バイク乗車を考えて設計されているため、理想はライディングパンツが良いけど高っっっかいのよね。しかも似たりよったりのデザイン。
こんな人にオススメ
- ライディングパンツを買う気がない人
- ライディングパンツを買う資金がない人
- 近場のツーリングでライディングパンツを下ろすのに気が引ける人
このプロテクターの一番の魅力は、プロテクターとしてのダサさが無いことです。
教習所のようなダサいプロテクターは絶対に使わなくなるし、パンツアレンジもし易い。
また、ライディングパンツを持っているけど、近場を走る時にもこのプロテクターはオススメです。
プロテクターの装着・取り外しがあるため、ライディングパンツの洗濯は手間です。近場ツーリングでその手間を増やすのは嫌だけど、排ガスの中を走ってきたパンツを洗わないのは衛生上気になる人もいます。
そんな人にも、簡単に装着・メンテナンスも簡単なステルスシリーズはオススメのプロテクターです。
事故はいつ起きるか分からない
膝プロテクターは事故の重症レベルを下げ、後遺症からも遠ざけてくれるアイテムです。
どんなに自分が気をつけていようが、運が悪いと事故を貰ってしまいます。
後ろからの衝突、死角からの急な飛び出し。時には相手は動物の時だってあるでしょう。
理性や知性がない分、動物はやっかい。
いつ事故るか分からないし、いくら注意しているからと100%防げるものでもありません。明日事故ることだってあり得るわけです。
死亡事故の約7割が頭部と胸部によるもので、ひざを強打しても死に至ることは少ないですが、日常生活が不自由になるケースはあり得えます。
膝がスムーズに曲げられなくなり、歩くことが困難になるといった、ノープロテクターだと後遺症を負うリスクは高まります。
膝には靭帯や半月板、歩くのに重要なパーツがあり、治癒するにも時間がかかりますが、プロテクターはそういったリスクを下げてくれる大切なアイテムです・
- 膝プロテクターは重症レベルを下げてくれる
まとめ
パンツを選ばず、膝を守る事ができるのが、こちらのステルスニーガードシリーズでした。
ハードタイプが耐貫通性に優れ、ソフトタイプは耐衝撃性に優れています。
使い勝手が良い分、活躍の機会も増えるプロテクターです。
ライディングパンツを持っている人・持ってない人、1人1ステルスプロテクターはあって損はないでしょう。