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■スニーカーでバイクに乗るのは…あり? or なし?

2023年1月27日

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nico

スニーカーでバイクに乗ったっていいじゃない

バイクに乗るのにライディングシューズがベスト、そんな事は誰でも知っています。
しかし…スニーカーでもバイクの運転ができるのも、これまた事実。

通勤・通学・近場への移動で、ゴツいライディングシューズを履きたい人は少ないと思うし、果たしてスニーカーはバイクの運転に適していないのでしょうか?

僕も今でこそ、ライディングシューズを履いてバイクに乗っていますが、昔はスニーカーでツーリングに出かけていました。

バイクに乗る事を考えたスニーカー乗車を悩んでいる人、バイク乗車に向いているスニーカーを紹介していきます。

スニーカーでバイクを運転してもOK

『バイクの運転はライディングシューズを履く必要がある』そんなルールはありません。

ヘルメットは法律上着用が必須ですが、それ以外のウェア・プロテクター類は任意です。スニーカーだろうが、ライディングシューズだろうがどっちだって構いません。

スニーカーでバイクの運転はOK!ではありますが、スニーカーを選ぶ上でいくつかポイントを押さえて欲しいのもこれまた事実です。

スニーカーでバイクの運転するときの欠点をなるべくカバーしよう

スニーカーはライディングシューズの代用とはなりませんが、それに近しい状況を作り上げる事は可能です。

それに、バイクは積載性皆無な乗り物…ライディングシューズとスニーカーを2足持ち歩くのは非現実的でしょう。
移動先での行動を考えた時、スニーカーが適している事も大いにありえます。

ライディングシューズ…買えない人もいる

そもそも…バイクとはお金がかかる乗り物。
ヘルメット・ジャケット・グローブ・パンツ…それにバイク本体。

ここまでお金を使うと、節約したい気持ちもでてくるし、これ以上お金を使うことに辟易だってしてくる。
頭ではライディングシューズが良いとは分かりつつも手が伸びない理由とは。

ライディングシューズ高い

学生さんとか、バイク買った直後で金欠の人が、シューズに2万円を出すのはかーなーりきつい。
しかも、出先フラつくなら、スニーカーの方が歩きやすい。

ライディングシューズを買うならお金が貯まってからで良いし、それまでの繋の方法はいくらでもあります。
理想はライディングシューズを選んだ方が良いです…でも現実問題難しい人は、シューズ選びや工夫を施す必要があります。

スニーカーが危険と言われる所以

ライディングシューズは快適に運転・転倒すること前提でシューズ作りがされています。
スニーカーはそういった設計はされていないので、危ないと言われています。

ライディングシューズで得られる安全性と快適性が、
スニーカーでも真似できれば良い

ちなみに、ライディングシューズと比べた時のスニーカーの欠点は以下の通り。

安全性

  • くるぶしの露出
  • 靴紐がほどけてタイヤに絡まる恐れあり

快適性

  • 防風・防水効果が低い
  • 生地の劣化(シフトチェンジ)

くるぶしの露出

転倒時の基本は素肌を見せない事。これ重要です。

素肌へのダイレクトダメージは、見るも無残足が血だらけになります。
しかも、乗車時の姿勢はズボンが上がるため、皆が思っている以上に、踝を露出させやすいのです。

たかが布一枚、されど布一枚。
これが大きな差となる

そのためライディングシューズではハイカットのものが主流となっています。
スニーカー選びも、ここに習いハイカットタイプを選ぶことでズボンが上がったとしても踝を保護することができます。

対策

  • ハイカットシューズを選ぼう!

靴紐がほどけてタイヤに絡まる恐れあり

走行中に紐がほどけてしまい、タイヤに絡まったら大変です。
(ほどけた状態がタイヤに絡まるほど紐が長いのは、サイズ感が適切では無いと思いますが…)

タイヤに限らず、靴紐がバイクに引っかかる・地面と紐が接触する。いずれにせよ危ない。
紐はベロの中にしまい込む事で、ほどける心配・紐と車体の接触をなくす事ができます。

そもそも靴紐がないタイプのシューズを選ぶのも良いでしょう。

対策

  • 靴紐をベロの中にしまい込む
  • 靴紐がないタイプを選ぶ
  • ハイカット部分がマジックテープタイプのシューズを選ぶ

防風・防水効果が低い

スニーカーと雨は非常に相性が悪い…

悪天候でツーリングをする猛者は、装備もちゃんとしているだろうし、それなりのシューズも所持していると思います。
元も子もないですが、悪天候の日はバイクではなく電車・バスなど別の移動手段を活用しましょう。(濡れて路面も滑りやすいし)

それでも雨の中入りたい!というならば、靴の上から履けるバイクブーツを使って対策を施して下さい。

対策

  • 悪天候時はバイクに乗らない・別の交通手段を選ぶ
  • ブーツカバーの使用を考える

生地の劣化(シフトチェンジ)

シフトチェンジを行うため、左足のシューズは汚れやすく劣化も早いでしょう
シューズの生地が薄いと、シフトペダルが足に食い込み痛みの原因にも繋がります。

その反面、ライディングシューズはシフト操作しても大丈夫なように、左足の先端は丈夫に作られています。

そこで、スニーカーでバイクに乗る時は、シフトパッドを活用する事で汚れやダメージから足を守ってくれます。いずれも安くて小さく、脱着も簡単。バイクから下りればカバンの中に簡単にしまうこともできます。

シフトペダルにつけるタイプもあります。

もちろん、スクーターはシフト操作不要なので、こういった心配は無用!

対策

  • シフトパッドの活用
  • スクーターなら気にしなくてOK

バイクスニーカーを選ぶポイント4選

一旦ここでまとめておこう。
上の章でスニーカーが危険と言われている理由と、その対策を紹介してきました。
この対策のポイントを抑えるとスニーカーの理想像が見えてくる。

ポイント

  • ハイカットシューズ
  • 靴紐はベロの中にしまう
  • 悪天候では無理に走行しない
  • 必要であればシフトパッドを活用する

オススメスニーカー

スニーカーの理想像が見えてきたので、オススメのスニーカーも紹介していきます。
高いシューズはここでは弾いています。金額は15000円以下のシューズで

正直、シューズで1.5万円出せるなら、ライディングシューズを視野に入れても良いかもしれない…

コンバース オールスター HI

スニーカーの超定番、コンバースのオールスター。
どこの靴屋さんでも販売されているし、手の届きやすい価格帯。ハイカット部分が薄いのは気になるものだが、この金額を考えれば妥当といえる。
とはいえローカットシューズと比べたら断然くるぶしがが守られる。

コンバース NEXTAR1360 WP SC HI

コンバース NEXTAR(ネクスター)もオススメ。オールスターと比較するとシューズ全体が厚めに作られており頑丈さが目立つ。ウォータープルーフなので突然の雨でも平気。
しかし、残念ながらNEXTAR(ネクスター)は終売なので、現存シューズでの販売となります。

EDWIN(エドウィン) EDM8500

コンバース NEXTAR(ネクスター)と系統が似ているタイプのシューズ。
ハイカット部分も丈夫、全天候OKなので突然の雨もしのげる。グリップ力も問題ないでしょう。
エドウィンという信頼できるブランドであり、コンバース NEXTAR(ネクスター)よりも安いのも嬉しい…あれ、これで良くないか?と個人的には思ってしまう。

プーマ リバウンド V6

プーマのスニーカーもオススメ。
シンプルなデザインでもあり、カラーバリエーションも多い。安い!って訳ではないですが、バイク乗車・普段遣い、両方とっても活用の場面は期待できる一足。

ライディングシューズとの違い

最後にライディングシューズとの違いも説明しておきます。
「歩く」事に特化した靴がスニーカーならば、バイクの運転に特化したのがライディングシューズになります。
その特徴は、事故から足を守りるだけでなく、バイク操作の手助けしてくれるでしょう。

日常とライディング中の違い

  • バイクを運転している
  • 走行風を受ける
  • 雨/雪の中走ることもある
  • 事故る可能性もある

高いプロテクション機能

ライディングシューズには複数の箇所にプロテクターが仕込まれています。
足が無事なら、事故っても自走して帰路につける可能性が上がります。足の負傷は、ギアチェン・ブレーキ操作に直結するので地味に大事なのです。

プロテクト箇所

  • つまさき
  • 足首

シフトパッド

ライディングシューズの左足にはゴム状のシフトパッドが着いています。
シフトペダルが当たる箇所を補強し、シューズの寿命を伸ばします。

耐水性に優れている

運悪く雨に見舞われても、足元がグズグズの状態になることを防いでくれます。

透湿防水性のシューズが多いのも特徴的。これは「水は通さないけど、湿気は逃がす」効果があり、シューズ内のジメッとした空気を外に逃してくれます。

靴が濡れても運転はできますが、不快極まりない。
劣悪な環境から足をを守ってくれます。

オススメはelfのライディングシューズ

多くのメーカーがライディングシューズを売り出していますが、その中でもelfシューズがオススメ。

日本人の足は幅広で甲が高いといった特徴がありますが、シューズの作りが日本人の足に適しています。特に長距離ツーリングを考えている人は、足とシューズの相性は大事。快適性・疲労の溜まり具合が違います。

シューズも3種類展開しており、自分の好みシチュエーションに応じて選ぶことができます。

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まとめ

スニーカーでもバイクの運転はできますが、いくつかポイントを押さえておくことでより安全にバイクを運転する事ができます。

ライディングシューズの方が安全性も高くバイクに特化したシューズなので理想的ではありますが、バイクという乗り物は非常にお金がかかる乗り物です。そのためランニングシューズを購入することができない人もいるでしょう。

紹介したポイントを踏まえスニーカーを選び充実したバイクライフを送れることを願っております。

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