トップケースは積載性アップ以外にもツーリングを快適にしてくれるアイテム
- ツーリングは好きだけど積載で悩んでいる
- シートバックの取り付けに苦労する
- 荷造りで家からの走り出しに時間がかかる
荷物が積めなくて苦労している
ツーリング先で荷物がしまえず手持ちで疲れる…バイク乗りなら誰しも感じていることだと思います。
疲れた体で荷物の手持ちは体に堪えます。
積載性の向上は荷物が積めて便利になるだけではありません。
積載以外の不便・不満・不快を一気に解決してくれるアイテムがトップケースとなります。
バイクは不便な乗り物。
小さな不満でも数が多いと「ツーリング…億劫だな…」となります。
そんな不満を解消したい人は必見です。
ツーリングは楽しいが手間との戦い
ツーリングは楽しいです…ですがその楽しさは手間との戦いです。
そして、車以上に体力&神経を使う乗り物でもあります。
体力をいかに温存できるか。
これがツーリングやバイクという乗り物を、もっと楽しくする秘訣でもあります。
だって…
手間というだけで貴重な体力が削がれます。
しかも、ツーリング前のツーリング中。
手間も二重にある…これは減らさなければならない。
ツーリング前
- 事前準備
- シートバックの固定
ツーリング中
- 休憩中の手荷物問題
- ちょっとした買い物
- カバンを背負って運転する
全ての問題はトップケースが解消してくれる
トップケースを用いれば、荷物をケース内に入れて事前準備でき、固定もワンタッチ。
シートバックのように固定する手間不要で、バックのズレの心配も無用。
ポジショニングが決まらず発進まで時間がかかる事もいし、急な雨でも中身が濡れる事もありません。
荷物が十分にしまえれば、カバンを背負うことなく運転ができます。これは本当に重要。特に長距離ツーリングでは死活問題。
(どんなに小さくとも)カバン身に着ける = 疲労の原因
ツーリング中だって、ジャケットをケース内にしまうことができます。
プロテクターが入ったジャケットなんか重い・疲れる・不快。
休憩のポイントは身軽な状態で休むこと。これに尽きます。
休憩中は脱ぎ捨てるが一番。
これを実現させてくれるのがトップケースの役割でもあります。
オススメメーカーはGIVI
■信頼できるメーカー
容量 | 56L | 47L | 56L or 44L | 58L or 42L | 46L or 30L |
トップケース | |||||
シリーズ | V56 MAXIA4 | V47シリーズ | TREKKER ALASKA | TREKKER OUTBACK | TREKKER DOLOMITI |
ベース | M3/M5/M7 | M3/M5/M7 | M3/M5 | M3/M5/M7 | M3/M5/M7 |
間違っても安い良く分からないメーカーのトップケースの利用は控えましょう。何が起きるか分かりません。
トップケースとしての歴史のある、信頼あるメーカーであるGIVIがオススメです。
ケースの取り付けて最悪なのが、走行中に取り外れてしまうこと。
後続車や歩行者に当たってしまったらひとたまりもありません。
バイクの振動・高速走行でも耐えるうるには、信頼のおけるメーカーを選ぶ必要があります。
■車種を変更してもトップケースは使い回せる
GIVIのトップケースは基本的に使い回せます。車種を変更しても全てを買い直す必要はありません。
車種変更した場合、フィッティングを購入する必要がありますが、ベースとトップケースは基本的に使い回せます。
トップケースを新しく買い直しても、ベースタイプが共通であれば、そのまま取り付ける事が可能です。
■排気量で容量の目安が見えてくる
排気量 | トップケースの容量(目安) |
50cc~125cc | 30L台 |
250cc~400cc | 40L台 |
400cc以上 | 50L以上 |
基本的に排気量が大きくなるほど1日の走行距離も長くなりがちです。なので容量も大きくなる傾向になります。
上記の表はあくまでも目安であり、参考にはしてほしいですが、40L以下はオススメあまりおすすめしません。
トップケースの容量は大は小を兼ねるとなります。
47Lのトップケースでこれくらいの大きさです。ヘルメットが丸っと収まります。
容量が大きいと、雑に物をいれても余裕でしまい込む事ができます。
giviのトップケースは2種類
GIVIのトップケースは『モノキー』と『モノロック』2つの種類がありますが、基本は『モノキー』を選ぶようにしましょう。
チェック
- モノキーケース:積載量10kg ⇒ 基本こっち
- モノロックケース:積載量3kg ⇒ 原付きにつける系
この違いは積載量です。
ツーリングで使うなら、積載量や作りが頑丈な『モノキー』一択です。
『モノロック』は言ってしまえ原付きバイクに取り付けるタイプのケースです。
その変わり…軽量・低価格・耐久性も低いといった特徴があります。
が安いので、手を伸ばしたくなる気持ちもわかりますが、荷重や積載面を考えるなら『モノキー』を選びましょう。
GIVIトップケースをつけるには3パーツ必要
自分も勘違いしていましたが、、、
トップケースだけを買ってもバイクに設置することはできません。
取り付けには『フィッティング』『ベース』『トップケース』3つが必要。
※車種に取り付けフィッティングは異なるので注意
必要な3パーツ
- フィッティグ
- ベース
- トップケース
トップケースの取り付け方
これが実際のGIVIのフィッティング。かなりシンプルで取り付けも簡単。
この小さいパーツを車体のお尻部分に取り付けるとこんな感じ。
この小さいパーツに、大きいパーツをくっつける形で取り付けます。
すると、こんな感じ。
最後にベースプレートをくっつけるとこんな感じ。かなりガッチリと固定されます。
上からみるとこんな感じ。頑丈さは想像以上。
これなら高速走行も安心!
ninjaシリーズでトップケースを使うには
トップケースの容量によって色々と種類はありますが、大抵はM5ベースが共通で使うことができます。
取り付ける際に工具が必要がなりますが、これは高いものじゃなくて大丈夫。安くて複数サイズのソケットがセットになっている工具を1つ買っておけば十分過ぎます。
■nija250
適合車種
- 2014年08月~2017年
- 2013年~2014年7月
■nija400
適合車種
- 2014~2016年
■ninja650
適合車種
- ninja650:2018年
- Z650:2017~2020年
このフィッディングはninja650以外にもZ650にも取り付ける事ができます。
まとめ
トップケースは単にバイクの積載性を上げるだけではありません。
バイクの発進~ツーリング中まで、トータルでバイク乗りが感じる手間を解消し、快適なツーリングを提供してくれるアイテムです。
車種に応じて適合するフィティングも異なりますので、それに見合ったフィティングとベース、そしてケースを導入することで快適なツーリングライフをおくることができるでしょう。