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有名メーカーの胸部プロテクター比較【RSタイチ VS KOMINE】

2023年3月9日

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nico

胸部プロテクターの購入を考えた事がある人なら、必ず目にする2大メーカー

胸部プロテクター探しで1度は見かけた事のある、KOMINEとRSタイチのプロテクター。
形状は似ているし、どのプロテクターを購入すればよいか迷う方もいらっしゃると思います。

  • 安さに惹かれてKOMINEかな?
  • やすかろう悪かろうは避けるためRSタイチかな?

双方の良さ・特徴を踏まえた上で、胸部プロテクター選びをしなければ、買って後悔することになります。
無駄な買い物をしないためにも各プロテクターの特徴や性能をまとめました。

胸部プロテクターの必要性・守る理由

自分の命・大怪我から免れるために、胸部プロテクターを必ず着用しましょう。

バイク事故の死因第1位は頭部による強打ですが、第2位は胸の強打となっています。頭部と胸部を合わせると死因が約7割まで跳ね上がります。

法律上ヘルメットなしでバイクに乗ることはできません。
頭はヘルメットによる保護する環境ではありますが、胸部はそうでもありません。

胸部プロテクター着用率は9.2%

死因率が高いにも関わらず、着両立が異常に低い。
ツーリングに行く際は必ず胸部プロテクターを着用するようにしましょう。

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6項目で比較

価格面は入手のしやすさ、多くのプロテクターで表記されているCEレベル、プロテクターの性能でもある、耐衝撃性と対衝撃性、他メーカーでも使用できるかの互換性、胸部プロテクターの取り付け方法、プロテクター自体の重量。

以上、6項目を基準に見ていこうと思います。

比較項目

  1. 価格面(定価)
  2. CEレベル
  3. 耐貫通性
  4. 耐衝撃性
  5. 互換性
  6. 取り付け方法
  7. 重量:

KOMINEチェストプロテクター

マルチチェストプロテクター【SK-809】

SK-809 CEレベル2 マルチチェストプロテクター

安価で様々なプロテクターを出しているKOMINE。バイク初心者でも手に取り出しやすい価格設定なのは非常に嬉しい限りである。

外側はプラスチック製のシェルで作られており、耐貫通性に優れているプロテクターとなっています。

SK-809 CEレベル2 マルチチェストプロテクター

裏側は3Dメッシュとなっており、快適性に優れています。

・人体へ取り付けるプロテクター
・X字固定でズレの心配も少ない

このプロテクターの最大の特徴は人体に直接取り付けられること。そのため、ライディングウェア選びに困ることはありません。

ライディングウェアと胸部プロテクターは基本的にメーカーを揃える必要がありますが、人の身体に取り付けてしまえば、ウェアとプロテクターを揃える必要すらありません。

自分の好きなライディングジャケットにお金をかけることができます。

チェック

  1. 価格面(定価):5300円
  2. CEレベル:2
  3. 耐貫通性:◎
  4. 耐衝撃性:△
  5. 互換性:◎
  6. 取り付け方法:人体へ直接
  7. 重量:‎370 g

安く胸部プロテクターを手に入れたい人

インナーチェストアーマーマルチ【SK-840】

SK-840 CEレベル2インナーチェストアーマーマルチ

上述しましたSK-809の固定方法をスナップボタン式にしたプロテクターとなっています。

スナップボタンを採用しているジャケットならKOMINE以外にも取付可能

基本的はプロテクターとしての性能はSK-809と同じ。プラスチックのシェルと裏側は3Dメッシュで快適性は◯。

スナップボタン式を採用しているライディングジャケットであれば、KOMINE以外のメーカーでもジャケットへの取付が可能となっています。

チェック

  1. 価格面(定価):4400円
  2. CEレベル:2
  3. 耐貫通性:◎
  4. 耐衝撃性:△
  5. 互換性:◯
  6. 取り付け方法:スナップボタン
  7. 重量:260g

RSタイチチェストプロテクター

TECCELL チェストプロテクター【TRV063】

TRV063 | TECCELL チェストプロテクター

重量200gとトップクラスの最軽量を誇る胸部プロテクターです。かつ特殊成形技術による高い衝撃吸収性能を発揮します。

スナップボタン式のライディングジャケットであればRSタイチ以外のジャケット

軽量=装着時の負担がない

プロテクター自体にベンチレーションが備わっているのも、特徴としては珍しいでしょう。

プロジェクター自体に穴が開いていることで、ベンチレーション機能を有しています。空気が流れるようになり、メッシュジャケットとの相性は◎。夏場はこの恩恵にあずかります。

外側はハードタイプで仕上がっていないだめ、耐貫通性能は低いのがデメリット。
ハード素材を表面に取り付けられるオプションが別売りされているので、耐貫通性を付与する事も可能です。

チェック

  1. 価格面(定価):12,650円
  2. CEレベル:2
  3. 耐貫通性:△
  4. 耐衝撃性:◎
  5. 互換性:◯
  6. 取り付け方法:スナップボタン
  7. 重量:200g

CROSSLAY チェストプロテクター【TRV069】

TRV069 | CROSSLAY チェストプロテクター

TRV069とTRV063で購入を迷っているならば、TRV069をおすすめします。

TRV063にオプションのハードシェルを取り付けたモデルです。別々で購入するよりも、若干割安で購入することができます

TRV063の胸部プロテクター + KaRVO 強化シールド TRV073

胸を打ち付ける先に砂利や小石・枝がある場合があります。

事故の状況をコントロールすることはできません。ハードとソフト両方兼ね備えることでより大きな安心を得ることができるでしょう。

チェック

  1. 価格面(定価):15,950円
  2. CEレベル:2
  3. 耐貫通性:◯
  4. 耐衝撃性:◎
  5. 互換性:◯
  6. 取り付け方法:スナップボタン
  7. 重量:250g

TECCELLセパレート チェストプロテクター【TRV067】

TRV067 | TECCELLセパレート チェストプロテクター

真ん中で真っ二つに割れる、セパレート型の胸部プロテクターとなっています。

ライディングジャケットに取り付けるタイプの胸部プロテクターは完全セパレートタイプです。ファスナー部分は保護することができませんが、このプロテクターならば胸の中心も保護することが可能となります。

外出先でも胸部プロテクターをコンパクトに収納できる(着脱性に優れてる)

一体型のプロテクターよりも剛性が低い

チェック

  1. 価格面(定価):14,300円
  2. CEレベル:2
  3. 耐貫通性:◯
  4. 耐衝撃性:△
  5. 互換性:◯
  6. 取り付け方法:スナップボタン
  7. 重量:250g

オススメのプロテクターはどれ?

総合点が高いプロテクター

TRV069 | CROSSLAY チェストプロテクター

一番オススメのプロテクターが欲しい!そんな要望をお持ちの方にはRSタイチのTRV069がオススメです。

耐貫通性・対クッション性にも優れ、軽量。スナップボタンを採用しているライディングジャケットであれば、メーカー問わず使用可能。難点は値段が高いところ…ではありますが、メッシュジャケットの相性も良き(冬ジャケットは風を通さないので問題なし)。

この中では総合得点が高いため、オススメの胸部プロテクター1つ欲しい!
そんな方にはうってつけの商品となっています。

低価格でそこそこのプロテクターが欲しい

SK-840 CEレベル2インナーチェストアーマーマルチ

一番値段が安いプロテクターはKOMINEのSK-840となります。

プロテクターがスナップボタン式を採用しているため、他社ジェケットにも流用することができます。

しかし、スナップボタン式を採用していないジャケットでは活用することができませんので注意が必要です。

スナップボタン式ジャケットがなければ、RSタイチから出ているフィティングベルトを活量するのもありでしょう。

互換性

SK-809 CEレベル2 マルチチェストプロテクター

スナップボタンだとかメーカーを気にせず胸部プロテクターを利用したい!
そんな方にはKOMINEのSK-809を選ぶと良いでしょう。

このプロテクターは直接体に身につけるため、メーカー・ジャケット、一切気にする必要はありません。金額も安く手に取りやすい。初めて胸部プロテクターを購入する人にもオススメできます。

軽量モデルが欲しい

TRV063 | TECCELL チェストプロテクター

長距離ツーリングでは体に負担がかかります。なるべく軽量な物で体への負担を軽減したい!そんな人はRSタイチのTRV063を選びましょう。

胸部プロテクター界隈でも最軽量を誇るプロテクターとなっています。その重量なんと230g!

ということでプロテクター全体的にくり抜きがされており軽量と通気性を誇っているモデルになります。ワード

ライディングジャケットは胸・肩・肘・背中の4箇所にプロテクターを仕込みますので、ジャケット全体が重くなります。ジャケットの軽量化により体の負担が軽減されツーリングも快適に行えます。

肩や背中が凝る人・軽量化を求めている人はこちらのプロテクターを選んでみてはいかがでしょうか。

プロテクターとしての利便性

TRV067 | TECCELLセパレート チェストプロテクター

利便性を追求数するなら、セパレートタイプがオススメ。

一枚板タイプよりも剛性は低いですが、完全セパレートタイプよりかは防御性能は高い。

セパレートタイプはツーリング先でもカバンの中にしまえたり、コンパクト収納ができるので出先でも身軽になりやすい。利便性を追求するならセパレートタイプを視野に入れましょう。

まとめ

KOMINEはシンプルイズベスト!RSタイチには機能性が盛り込まれたプロテクター、お互い異なる特徴・性能がありました。

その商品の特徴を知りえた上で、自分のバイクライフでその商品の特徴が活かせる環境があるか否かが大切です。

ここを外してしまうと「買って後悔」に繋がってきます。

無駄なお買い物にならないよう、商品と自分を重ね合わせて購入に踏み切りましょう!

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