
WindowsとChromebookの両方を使ってるからこそ分かる事もある
2021年3月にChromebookを購入し早4年、流石にこの年数利用していると、Chromebookの良し悪しは大分わかってきました。
自分のPCスキルは一般人以上、エンジニア未満なので、特殊な事をしたい人向けではなく、日常生活でChromebookの導入を考えている人向けにChromebookのメリットとデメリットをまとめてみました。
Chromebookってな~に?

簡単にChromebookについて話そうと思います。兎にも角にもここが入口。WindowsでもMacでもないChromeOSが搭載されたパソコンがChromebookです。
安価で入手でき、動作も軽い。そしてセキュリティも高い。そんなパソコン。
OSの作りが異なるため使用感は若干異なりますが、Windowsのように視覚的に操作がしやすい作りとなっています。そのため、初めてChromebookを手に取った人でもある程度操作できる仕様となっています。
しかしWindowsのように世界的なシェアはありません。なので使用できるソフトが限られたり、細かな操作感においては若干の使いにくさを感じるパソコンでもあります。
Chromebookを購入した理由

自分がChromebookを購入した理由を書いておきます。こんな使い方をしてるのか~と参考にしてくれると嬉しいです。
購入理由:ブログ執筆のため
当時は自作パソコン(OSはWindows)を使用していたので、デスクトップでもブログ作成は行える環境でした。しかしデスクトップは場所が固定されるのがデメリット。
冷暖房が完備されるリビングで作業できない事に不満を抱きChromebookの購入を決めました。また、気分転換でたまーに外で作業したいなと思っていたので、まさにセカンドPCとしての自分のニーズを満たしてくれると考えたわけです。
Chromebookのメリット
本体価格が安い

Chromebookは概ね4万から5万ほどで購入できます。少し性能が良いと7万~から、ハイスペックなモデルになると10万円を超えてくる価格帯になってきます。
自分が購入したモデルはハイスペックではなく一般的な性能のモデル。特に動作がもっさりすることもなくストレスなく使用できるのは嬉しい限り。このことから無理に上のモデルを購入する必要もありません。
ASUS Chromebook Flip C434TAを2021年40,067円で購入
Chrome OSは作りがシンプルなので低スペックのパソコンでも軽快に動作できるので、高価なハードウェアを使う必要がありません。またOSも無償提供なので、Windowsのようライセンス料もないため安価で提供することが可能となっています。
動作が軽快

Chrome OSは動作が軽快なの嬉しい特徴です。 OSの作りがシンプルで無駄な機能がありません。裏を返せばWindowsのように痒い所に手が届いた機能はありません。人によっては若干の使いにくさを感じると思いますが、その代わりに軽快さというアドバンテージを得ています。
また、Chromebookはネット接続前提で作られています。データはクラウド(Googleドライブなど)に保存することで、端末に保存するデータを最小限に留め、処理速度の低下を防いでいます。
バッテリー消費が少なく長時間利用できる

Chrome OSは省エネOSです。バッテリーにかかる負担が少ないので一度の充電で長時間パソコンを利用できます。時間としては概ね5~10時間程度は使えるでしょう。外出先で電源先を確保せずとも作業を行えます。
その昔…約30分でバッテリー切れを起こすノートパソコンを大学時代に使っていました。10年以上昔の事なので、技術レベルも異なりますが、バッテリーの持ちが良いのは案外嬉しい特徴でもあります。
起動が早い

ChromeOSは起動プロセスがWindowsと比べても圧倒的に少ない。各項目、どんな処理をしてるかは分からないと思いますが(自分もわからん…)Windowsでは起動するまでの仕事量は見て取れます。
Chrome OS | Windows OS |
---|---|
電源ON | 電源ON |
CPUやメモリの初期化 | CPUやメモリの初期化 |
ハードウェアの初期化 | ハードウェアの初期化 |
ログオン画面 | ブートローダー起動 |
カーネル起動 | |
グループポリシーの適用 | |
スタートアップポリシーの適用 | |
ログオン画面 |
正直…調べるまでは起動プロセスがここまで違いが出てるとは思っていませんでした。処理すべき仕事数も少ないので、処理能力が低いCPUでも起動スピードが速いってことです。
セキュリティ性が高い

Chrome OSはセキュリティ対策が施されているため、ウイルス対策ソフトを導入する必要はありません(皆さん知ってました?)。
しかも自動アップデートなので常に最新の状態でパソコンを守ってくれます。自動更新期限は10年と長期間で太っ腹。
OSの機能の中にセキュリティ対策の機能が施されてる、まさに2in1
Chromebookのデメリット
Windowsやマックで動作するアプリは使えない

残念ながらChromebookではWindowsやMacで使用できるアプリ高確率で使用できません。ブラウザ上で作業する事を念頭に作られていますので、アプリをインストールすることは想定外のOSです。
今お使いのWindowsやMacの代わりとしてChromebookを購入する人はご注意下さい。
ネット接続できないと機能が限られる

ネット接続できないと機能の9割が封印されたと言っても過言ではありません。
ネット接続が欲しい理由
- パソコン容量が少なくクラウド保存の活用
- WEBブラウザ(Chromeブラウザ)を通して作業する事が多い
Chromebookの保存容量は32~64GB帯が多く、データの端末保存に限りがあります。その補填としてGoogleドライブを活用しクラウド上にデータ保存します。
パソコン本体 ⇔ クラウド)にはネット接続が必要
Chromebookに限った話でもなく、今の時代、ネット接続できないパソコンは使いづらいものです。 WindowsやMacであれば、ネット接続せずとも、端末にデータを保有しアプリを起動して作業することは可能ですが、作業制限はかかります。
ネット接続できなければOS関係なく作業は捗らない時代
その中でも、Googleドキュメント、スプレットシート、スライドなどはオフラインでも作業をすることができますので、以下の設定方法を参考にしてみると良いでしょう。
参照:オフライン時に Google ドキュメント、スプレッドシート、スライドで作業する
保存容量が少ない

クラウド上にデータを保存することを想定しているため、パソコン自体の容量も低い傾向にあります。32~64GBモデルが多い傾向にあります。
最近では126GB搭載モデルも発売されているので、低容量問題は機種によっては回避できつつあります。
Windowsパソコンと比較したら低容量
Androidアプリの使用は微妙

WindowsやMacのアプリは使えませんが、AndroidアプリはChromebookにインストールして使うことができます。ただ使うことはできても使いやすいとは限りません。
スマトーフォンでの使用を前提に作られているので、アプリ起動時のサイズ感がパソコンの画面に適応されてなかったり、スマホでは動作するがパソコンではうまく動作しないアプリも存在しています。
ChromebookにはChromeOSがインストールされている。Android OSではない。
Chrome OSもAndroid OSも同じGoogleが作成しているので、ある程度の互換性はあるでしょう。OSが違うってことは、極端ですが、Windowsで無理やりMacアプリを使うようなもの。アプリを使う土台が違うので、そりゃうまく動作しない事もあります。
しかもフルブラウザでの使用が多い端末なので、Androidアプリに頼ることも少ないはずです。
実機レビュー:ASUS Chromebook Flip C434TA
スペック

ASUSのChromebookを購入。シンプルなデザインで見た目も良い。スペックはこんな感じ。
省電力モデルのノートパソコン・モバイル端末に特化したCPUを搭載し、メモリは4GBだと動作がもっさりする事もあるのでオススメしません
が、ちゃんと8GBもあるから安心。
クラウド保存が基本なので記憶装置が32GBしかありません。なおかつ、システム利用域があるので実際はもっと少ないのでご注意を!
CPU | インテル® Core™ m3-8100Y プロセッサー |
メモリ | 8GB |
記憶装置 | 32GB |
Bluetooth | Bluetooth4.0 |
USBポート | USB3.1(Type-C)×2 |
USBポート | USB3.0×1 |
サイズ | 幅320.9mm×奥行き202.3mm×高さ15.7mm |
重量 | 1.45kg |
外観

シルバーメタリック調で大人な感じも醸し出しつつ、落ち着いた雰囲気の外観となっています。刻印は「Chrome」と「ASUS」の2単語のみ。

ディスプレイの可動範囲はかなり広いです。画像のようにほぼ水平にまで曲げる事ができ、画角調整は柔軟にできます。

ディスプレイがタッチパネル式になっているのがこのモデルの最大の特徴の1つ。画面は360度回転させてタブレットのように使う事もできます。
使用感

Chromebookのメリットでも述べていますが、軽快な動作は健在です。サクサク動きます。ネット検索・動画視聴・軽作業であればChromebookで事足ります。ログ作成(ワードプレスでの作業)も全く問題なく行えます。10秒以内に起動します。
周辺機器はBluetooth接続が無難

家で作業をする時はノートパソコンでも外付けのマウスとキーボードを接続してパソコンを使用しています。初めはChromebookに周辺機器の接続ができるのか?そんな不安も抱いていましたが、何も問題なくスムーズに接続でき使用することができました。
有線式の周辺機器を使用する場合は、USBポートは1つしかありませんの注意する必要がありますが、Bluetooth接続対応モデルなら何も心配することはありません。
WindowsやMacがインストールされているパソコンは高めの価格設定ですが、その反面Chromebookは手が出しやすい価格設定なのも大きな魅力です。
デスクトップにアイコンが置けない

パッと見のWindowsとChromebookの違いはデスクトップにアイコンが置けないことです。ここに関しては不便に感じる人も多いかと思います。例えば画像をダウンロードした時、Windowsであればダウンロード先をデスクトップに指定する事ができますが、クロームブックではこれができません。ダンロードフォルダがあるので、ここにデータが蓄積されるのでこの場所に毎回アクセスする必要があります。
Androidアプリは結局使わず

Androidアプリは一切使っていません。使い方的にフルブラウザで事足りてますし、アプリを使うまでの作業をChromebookでは行っていないってのが結論です。画像加工とかしたいなら、Windowsを使うので、サブとメイン、ちゃんと使い分けることで特にストレスを感じる事もなく扱えていると思います。
Chromebookをオススメする人
パソコンライトユーザー

WindowsやMacと操作感は異なれど、視覚的に操作がしやすいように作られています。凝った作業は行わず、調べ物をしたり動画を見たり、ブラウザがあれば十分で、軽めなパソコンの使い方で事足りる人は十分なパソコンです。
しかし、ちょっと凝った作業をしたいとか、パソコンに触れる時間が好きだったり多かったりすると、Chromebookではできない事、融通がきかない事があります。そんな人はWindowsパソコンの購入を視野に入れましょう。
安く購入したい人(PC知識がある人)

Chromebookの大きな魅力でもある価格の安さ。パソコン1台購入するだけでも大きな出費になることでしょう。パソコンの知識はある程度有していれば、家のパソコンをChromebook1台でまかなうことも可能なことでしょう。
子供用のパソコンの購入を考えてる人

お子様にパソコンを買い与える際の候補としてChromebookはありでしょう。パソコンの購入は出費としても痛いです。中には10万円状のパソコン販売されていますが、子供用パソコンでこの金額はなかなかに気が引けます。
Chromebookであれば、安価にも関わらず動作軽快、セキュリティ対策も施されています。子供用パソコンとしてはうってつけの選択かと思います。
家計の負担を抑えられる
Chromebookは少々クセがあるOSですが、それは使い勝手が良いWindowsと比較をしてしまうから、感じてしまうこと。先にChromebookの使用感になれさせておけば、
セカンドPCの購入を考えてる人

メインPCを所有しており、もう一台パソコンが欲しい人はChromebookの検討の余地はありです。メインPCがWindowsであればChromebookとの使い分けが可能です。
サブPCで何をするかにもよりますが、別の部屋でもパソコンを使いたい、軽作業をしたい…そんなニーズであれはChromebookでも満たすことは可能です。
本格的な作業はWindowsを使えば良いだけですからね。
まとめ
Chromebookのメリットとデメリットをまとめてきました。 低価格にも関わらず軽快な動作、セキュリティ面も安心できるといった、優れた機能を持つパソコンでもあります。その反面、OSが異なるので利用頻度の高いWindowsと比較すると使用感が異なり、若干使いにくい(痒いところに手が届いていない)と感じる事もあることでしょう。
万人受けするパソコンではありませんので、メリット・デメリットを把握したうえで、Chromebook購入検討の参考にしたもらえると嬉しいです。