節水シャワーヘッドが使えない水道栓ってあるの!!??
最悪、給湯器の故障につながるから注意しないとね!
節水シャワーヘッドは水道とガス代、Wで節約できるため導入効果が高い節約アイテムです。
しかし、全て水道栓で節水シャワーヘッドが使えるとは限りません。
1歩間違えると、給湯器が壊れます。
たかだか、シャワーヘッドの交換で「そんなめんどくさい事を…」と思う方もいると思う。
節約を目指しているにも関わらず、給湯器を壊して修理費が請求されてしまっては意味がありません。
給湯器を壊さず、節水もしたい!そんな夢を叶えます。
チェック
- 節水シャワーヘッドが使えない水道栓の見分けがつく
- 逆止弁なしの水道栓でも使える節約シャワーヘッドの紹介
逆止弁『なし』=節水シャワーヘッドは使えない
節水シャワーヘッドの多くは手元に止水スイッチがあり、水の出しっぱなしを防いでくれます。
止水スイッチ付きのシャワーヘッドは全ての水道栓で使える訳ではありません。
見分ける必要があり、最悪、給湯器をぶっ壊します。
逆止弁なしの水道は使えない
この『逆止弁』があることで、水の逆流を防いでくれます。だからこそ、シャワーヘッドの手元の止水スイッチが使えるのです。
逆止弁の見分け方
見分け方は簡単!蛇口を見れば一目瞭然なので、すぐにお風呂場に行って確認してみましょう。
~逆止弁なし~
- 水とお湯の出る蛇口が分かれている
- シャワーとカランの切り替えに「止」がない
写真のように、シャワーとカランを切り替える際「止」という文字がない水道は逆止弁なしです。
無ければ使えません…
我が家では使えない…悲しい。
このタイプで節水シャワーヘッドを浸かってしまうと、給湯器がぶっ壊れる可能性があります。
さらにバランス釜も逆止弁なしので、使用は注意しましょう。
~逆止弁あり~
上の画像の、切り替えスイッチ部分に「止」があれば、逆止弁がついているので大丈夫!安心して節水シャワーヘッドが使えます。
また、サーモスタット混合水栓でも、逆止弁ついていますので使えます。
サーモスタットとは、左側のレバーで吐水温度を調節するタイプです。
最近の一般家庭でもこのタイプが増えてると思いますし、温浴施設でもこのタイプが多いと思います。ただ、アパートではあまりみないタイプ。
無理すると給湯器が壊れる
なんで逆流をするねん…
こんな疑問を抱く人も多いでしょうが、原理は簡単です。
温水と水、普通に出ればこんな感じ。
逆止弁がない状態で出口をせき止めてしまうとどうなるか?
シャワーヘッドの止水スイッチON = 蛇口をせき止める
温水と水だと、水の方が水圧が高くなります。(何故だかは知らない)
そうすると、温水側(水圧:弱)が、水(水圧:強)で押し返され、給湯器側まで逆流し、故障してしまいます。
水圧の力
- 水 > お湯
ここで逆止弁の登場。
ヘッドの止水スイッチで水を止めても、逆止弁があることで、給湯器側に水が逆流することを防いでくれます。
だから、節水シャワーヘッドを使うには『逆止弁の有無』を確認する必要があるのです。
ここの確認を怠ると…目先の節約はできたとしても、給湯器本体の故障で数十万の余計な出費となります。
ポイント
- 逆止弁が無い状態で、シャワーヘッドの止水スイッチをONにすると逆流してしまう
解決方法:逆止弁なしでも節水シャワーヘッドを使う方法2選
方法①:逆止弁を取り付ける
DIYで逆止弁を取り付ける事も可能っちゃ可能(オススメではない)。
賃貸だと、大家・不動産会社に許可を取る必要もありますし、DIY失敗するリスクもあります。
節約のために、業者に大掛かな工事をするのもナンセンス…
総合的に考えても知識・道具を有していて、許可ももらえた場合でなければ、この方法は控えた方が無難でしょう
方法②:逆止弁なしでも使えるシャワーヘッドヘッドを使う
こっちが本命!
実は逆止弁なしでも使えるシャワーヘッドがあります!
節水を意識されるならこれらの商品を視野にいれることをオススメする。
これから紹介するシャワーヘッドの手元には止水スイッチはありません。
シャワーの水圧を強くすることで、少量の水に留められるヘッドになっています。
逆止弁なしでも使えるシャワーヘッド
このシャワーヘッドは節水率40%、水の広がりは広め、水圧は「強め」です。
高い水圧を希望している方はこちらを選ぶと良いでしょう。
こちらのシャワーヘッドも節水率40%、水の広がりは広めですが、水圧は「少し強め」となっています。
強すぎる水圧は苦手な方はこちらを選ぶことをオススメします。
どちらのシャワーヘッドも手元の止水スイッチはありませんので、ご注意ください。
節水は水とガス両方の節約に繋がりますので、止水スイッチなくとも節約につながるアイテムです。
まとめ
節水シャワーヘッドを使うには水道栓に注意しないいけません。
逆止弁なしの水道栓で使ってしまうと、給湯器の故障に繫がります。
節約のために節約アイテムを導入するのに、給湯器の故障と大きな出費を発生させてしまえば元も子もありません。
無理に節水シャワーヘッドを使うのではなく、逆止弁なしでも使えるシャワーヘッドを使うことで、適正に節約できるようになります。