
大手キャリアを使ってる人は格安SIMに乗り換える事で大幅に固定費の削減が可能
スマホ代を安くするには格安SIMと契約する必要がありますが、大手キャリアから変更するにあたり「ちゃんと使えるか?」こんな疑問が浮上してきます。
その回線を実際に使った事がある人から使用感を直接聞くことで、使い勝手・通信速度・繋がりやすさを知ることができます。契約後の後悔もきっと減ることでしょう。
2021年から利用し続けているmineoは個人的に満足しているので、その使い勝手などレビューしていこうと思います。
使い勝手は大手キャリアと遜色なし

格安SIMへの切り替えで気になるのは「通信速度や電話回線が問題なく使えるか?」だと思います。その中でもmineoは通信速度は速く・安定して使えますのでオススメ。2021年から使い続けていますが、今まで不満を感じたことはありません。
自分も格安SIMへ変更する際で一番不安だったのが回線状況です。電波は目に見えないし、実際に契約して使って見るまで分かりませんが、以前契約していたdocomoと遜色なく使えています。こう聞くと少しは良回線だとイメージしやすいかと思います。
安かろう悪かろうでは困るのがスマホ
格安SIMに求める条件は「値段」だけではありません。通信の品質も追求する必要があります。クソなネット回線はどんなに安くても使い続ける事は不可能です。ストレスなのと無駄金です。ネット回線の切り替えは「早くて安定して使える上で値段が安くできる」ここを考える必要がありますが、mineoはこの条件を満たしてくれるキャリアだと言えます。
格安sim業界では平均的な価格設定

mineoは残念ながら格安SIM業界の中では最安値ではありません。かといって高い値段設定でもなく、平均的な値段設定となっています。その人の利用状況にもよりますが目安は20GBで約2000円で、通話料やオプション・消費税全て足し合わせて3000円(端末の分割払い代は除くとして)くらいには抑えたい。この時代で月5000円以上スマホの通信費用をかけているのは高いと感じます。
コストしか興味ない。最安値でしか契約したくない!
なんていう人とはmineoとは相性が悪いかもしれません。mineoより安いキャリアは存在しますが、安かろう繋がりにくかろうでは困るのがスマートフォンです。
平均的な金額ではありますが、店舗展開もそこそこ、大手3キャリアから回線を選べる、関西電力100%出資の会社で安心感があるので、平均的な価格ではありますが、価値としては平均値以上のキャリアがmineoだと感じます。
利便性を損なわず、費用を抑える。
こんなわがままなを追求してこそ格安SIMを選択する意味でもあります。
実際の通信速度は早いの??スピードテスト結果

格安SIMで一番気になるのは通信速度ではないでしょうか?普段遣いしている身としては遅いと感じません。電波状況・利用者数・時間帯によっては「繋がりにくい」と感じる事もありますが、高頻度でもありません。なんなら昔docomoと契約してた時ですら、繋がりにくい時もありましたので、mineoだから繋がりにくい・遅いというわけでもありません。

ということでスピードテストも実施してみました。使ったのはgooleで「スピードテスト」と検索すると出てくるこちら。赤枠のボタンを押すと自動で速度計測が始まり、結果が表示されます。スマホ・PCどちらからでも測定可能です。

「非常に高速」という嬉しい結果がでてきました。これで遅いと言っている人がいたら、高級料理を食べても「う~ん…あまり美味しくないですね…」と言っているようなものでしょう。大量のデータ通信を行う必要があるなど、特殊な使い方でなければ十分な速度です。YouTubeだってサクサク見られる速度域です。

もう一つのスピードテスト。
mineoには「パケット放題 Plus」という通信速度は少し落ちるけど、ギガ消費されない神オプションが存在しています。(高速通信でも低速通信でもない、中速通信ってところ)これを適用した時の速度がこちらです。
「非常に低速」と出ていますが、1.6Mbpsの体感速度は意外と悪くありません。アマゾンで買い物できます。ペイペイ使えます。外出先でYouTube見られます&動画垂れ流し全然余裕です。そしてギガ減りません。
重い画像ファイルが複数添付されているサイトは確かに開きが悪いです。そんな時だけ高速通信に切り替えて、それ以外はパケット放題PLUSの中速通信を活用で、日常生活は十分事足ります。
パケット放題Plusは神オプション
契約するギガの容量を落としてもいいから、このオプションには加入して欲しい。そんな思いを抱くほどオススメできるオプションです。
パケット放題 PlusはmineoスイッチONで最大1.5Mbpsのデータ通信が使い放題になるサービス
1.5Mbpsと言われても実感わかないと思いますが、日常使いには不便がない通信速度と思っていただいて大丈夫です。高速通信でも低速通信でもなく、中速通信を常に行えるとイメージです。
1.5Mbpsに速度が制限されるので「対象サービスに制限がなく、どんなサービスにも使えます」のが嬉しい。
アンケート結果も出ているようで、概ね満足度は高い傾向にあります。ツーリングに行くときは、にスマホをバイクにマウントしてカーナビ代わりとして利用していますが、この時もパケット放題Plusで速度制限をかけながら使用していますが、問題なく活用できています。
個人的にはアプリのアップデートは…この通信速度では無理があると感じます。アプリ・システムアップデートはWi-Fiに繋がて高速・安定の通信環境で行いましょう。
LINEの年齢認証にも対応している

docomo・au・ソフトバンクはLINEの年齢認証に対応していますが、格安SIMはLINEの年齢認証が非対応のキャリアが多いのが実情です。その中でもmineoは数少ないLINEの年齢認証に対応(デュアルタイプのみ)していますので、友だち追加・ID検索機能も利用可能となります。これが便利。
LINE年齢認証で使える機能
- LINE ID検索
- 電話番号での友だち検索
- オープンチャットの全機能
LINEの年齢認証は1度行えばキャリアを変えても継続されます。なのでLINEの年齢認証をクリアさせるには次の2通りのルートが考えらます。
①大手キャリアと契約中にLINE認証を完了させておく
②LINE認証に対応している格安SIMのキャリアを初めから選ぶ
年齢認証せずともQRコードで友達追加はできますが、年齢認証しておくとスムーズに追加できまうす。社会にでるといろんな人と付き合っていく事になりますので認証機能があるのは嬉しいポイントでもあります。
1Gプラン+パケット放題Plusで活用中

自分が契約しているデータプランは1Gプランに、パケット放題Plusを付けて契約しています。仕事は在宅ワークが可能なので、月の仕事の殆どは家でしています。契約データ容量が小さくても事足りるのでこの使い方をしていますが、在宅ワークが無くなっても恐らくこのプランを継続できるくらいパケット放題Plusが有能です。
容量 | 1G(音声通話+データ通信 (デュアルタイプ)) | 1,298円 |
オプション | パケット放題Plus | 385円 |
通話時間0なら1700円でお釣りがくる契約
5GBプランに容量を引き上げても+220円月額が上がるだけですが、仕事で外に出る事があまりに無いため無理に引き上げてはいません。1GBあたりで計算したら、少々割高でもありますが月額を最安値に抑えられる事ができるので十分満足しています。
1G+パケット放題Plus | 1,298円+385円 | 1,683円 |
5G+パケット放題Plus | 1,518円+385円 | 1,903円 |
10G+パケット放題Plus | 1,958円(パケット放題Plusは無料) | 1,958円 |
20G+パケット放題Plus | 2,178円(パケット放題Plusは無料) | 2,178円 |
5GB/10GBプランで契約しても2000円でお釣りがきますので、1GBプランに無理やり収める必要もありません。それに、パケット放題Plusをつける場合は10GBがオススメ。5GBと10GBのプラン料金の差はたった55円…。この差なら容量の大きな10GBを選択しても損はありません。
マイネオってどんな会社?

どこぞの変な会社と契約したくない!そんな人もいると思います。人間であっても同じで素性を知らない人と仲良くなれませんからね。でも安心して下さい。mineoは信頼できる会社が提供しているサービスです。
mineoは株式会社オプテージが運営しているサービスの1つになります。しかも関西電力100%出資の完全子会社なので、どこぞの変な会社では全くありません。関西圏にお住まいの方は馴染みある会社らしいですが、千葉県に住んでいる僕としては初めて聞いた会社でした。
初めは本当に大丈夫な会社か?
こんな不安を抱いている人も、企業背景を知ることで安心感をいだけます。
「オプテージ利用料」と請求がきますので、ここを知らないと「変な会社から急にお金が引き下ろされてる!」と不安になると思います。

株式会社オプテージって?
mineoの利用にはあまり関係はありませんが、どんな会社か気になる人もいると思うので簡単に解説していこうと思います。オプテージは電力系通信事業者という立ち位置になり、通信サービス・電力サービスを提供しています。
サービス展開
- 個人的向けサービス
- mineo、eo光、eo電気、LaLa Call
- 法人向けサービス
- オフィスeo光、ビジネスLaLa Call
これ以外にもホームセキュリティサービスやスマートホームIoTサービスなどもサービス展開していますが、メイン事業はネット通信。関西電力100%出資ということで電力系のサービスも提供しています。
シンプルな料金体系で分かりやすい

大手キャリアは何かと理由をつけて(特に値引き系)料金体系が複雑化していますが、mineoはわかりやすいシンプルな料金体系となっています。マイピタとマイそくのどちらかを選ぶ必要がありますが、
マイピタ(こっちで良き)
使用できるデータ容量でプラン設定されています。いわゆる一般的なスマホの料金体系そのものとなっています。基本的にこちらのプランで検討し始めて良いです。
音声通話+データ通信 (デュアルタイプ) | データ通信のみ (シングルタイプ) | |
---|---|---|
1GB | 1,298円 | 880円 |
5GB | 1,518円 | 1,265円 |
10GB | 1,958円 | 1,705円 |
20GB | 2,178円 | 1,925円 |
パケットチャージ | 55円/100MB | 55円/100MB |
マイそく(玄人向け)
データ通信プランをみて、速度感がイメージできる人…すなわち通信系の知識や体感値を有している人でないとイメージしにくいプランとなっています。玄人向けのプランですな。
中速通信を常時(制限なく)利用できるプランとなっています。高速通信は基本できませんが、198円課金すれば24時間は高速通信使い放題ですが、平日の12時は速度制限がかかる仕様となっています。
月曜~金曜の12時台は最大32kbps
音声通話+データ通信 (デュアルタイプ) | データ通信のみ (シングルタイプ) | |
---|---|---|
プレミアム(最大3Mbps) | 2,200円 | 2,200円 |
スタンダード(最大1.5Mbps) ※パケット放題 Plusと同じ通信速度 | 990円 | 990円 |
ライト(最大300kbps) | 660円 | 660円 |
スーパーライト(最大32kbps) | 250円 | なし |
24時間データ使い放題 | 198円/回 | 198円/回 |
QRコード決済もできるレベルではありませんので、平日12台は一切ネットが使えないと思った方が良いでしょう。
通話料・事務手数料など
ここの料金体系は、マイピタ・マイそく両方とも同じ金額設定。今までは各社囲い込みで2年縛りの違約金がありましたが、これもなくなり解約手数料・MNP転出手数料0円は嬉しい。一度使って肌に合わなければ簡単に移動できます。
通話料 | Aプラン (au回線) | Dプラン (docomo回線) | Sプラン (ソフトバンク回線) |
---|---|---|---|
国内通話料 | 22円/30秒 | 22円/30秒 | 22円/30秒 |
初期費用 | Aプラン (au回線) | Dプラン (docomo回線) | Sプラン (ソフトバンク回線) |
---|---|---|---|
契約事務手数料 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 |
SIMカード 発行料 | 440円 | 440円 | 440円 |
eSIMプロファイル発行料 | 440円 | 440円 | eSIM未提供 |
解約関係費用 | Aプラン (au回線) | Dプラン (docomo回線) | Sプラン (ソフトバンク回線) |
---|---|---|---|
解約手数料 | 無料 | 無料 | 無料 |
MNP転出手数料 | 無料 | 無料 | 無料 |
選べる3回線(docomo・au・SoftBank)

格安SIMは大手キャリアの回線借りてユーザーに自社回線と提供しています。格安SIMで契約しても、その実はdocomo・au・SoftBank、いずれかの回線をユーザーの皆は使う形になります。
そして格安SIMキャリアは大体大手1~2キャリアから選べますが、mineoは大手3キャリア全ての回線が使えるので、自分の好きな大手キャリアの回線を使う事ができます。
速度・電波キャッチがイマイチ…な時は回線の変更もすることが可能です。
まとめ
格安simの魅力は価格の安さにありますが、スマホは安かろう悪かろうでは困ります。
mineoは通信の品質も繋がりやすさも価格も良い感じにまとまり、優良な格安SIMだと言えます。
キャリア切り替えが「めんどくさい」というハードルは決して低くはありません。しかし、その面倒な作業を行うだけの価値がありますし、その労力は必ずペイする事が可能です。
月々のスマホ代を浮かすことで、自己投資・家族サービス…有意義なお金の使い方ができるよう試みて下さい。